院長ブログ

2018年 今年の花粉症の傾向 & 「舌下免疫療法」体験記7

今年も花粉症の本格的なシーズンになりました。

今年の傾向はズバリ「目の症状が強い」ということです。

昨年と比べ花粉の飛散量が多いため、症状が悪くなるのはもちろんですが、今年は特に目に強く症状が出る傾向にあります。これは耳鼻科の先生に聞いても同じことをおっしゃっていて、実際耳鼻科に行ったが目の症状が治まらないからと来院する方が多くいらっしゃいます。

症状が悪くなる年は、特にお子さんに影響が強く、今年から初めて花粉症を発症したり、かゆくて我慢できずこすりすぎてしまい、症状を悪化させたりするケースが後を絶ちません。その場合は耳鼻科や小児科で良く使われる抗アレルギー剤では充分な効果が得られないため、主に大人が使うステロイド剤の点眼や軟膏を使う必要があります。ただし、ステロイド剤を漫然と長期に使っていると、「眼圧が上がる」という副作用が出てしまうことがあり、注意が必要です。危険ではありませんので使うことを恐れる必要はありませんが、使う頻度は必要最小限にして、眼科で定期的な眼圧の確認をするよう当院では親御さんにご指導しています。

その他の対策の詳細については、当院ホームページ(クリックでリンク)をご覧ください。

当院で花粉症の患者数が過去最高だったのは2013年でしたので、もしかしたら5年周期で目の症状が悪化する年がめぐってくるのかと思い調べてみると、震災の年(2011年)もそうでしたので、定期的ではありませんでした。やはり前年の気候による花粉のでき具合と、その年の天気や風のめぐりあわせに原因があるようです。

今年の冬は気温が低く、1月と2月に本格的な積雪がありました。そのため、昨年来もともと準備されていた花粉の量は多かったものの、雪の影響で空気中に飛散できなくなった花粉もあったのか絶対量は2013年よりは少ないようで、今になって花粉の症状は大分収束してきているような印象を受けます。さらに今日には季節外れの雪が横浜地方でも降りましたので、花粉症の方には恩恵があるかもしれません。

さて、治療開始から3年を過ぎ、4年目に突入した私自身の「舌下免疫療法」なのですが、自分でも驚くほど症状が出ていません。今年は試しに、マスク、ゴーグルも付けずに、敢えて天気の良い風の強いにも外を歩いてみているのですが、目のかゆみは感じず、鼻水、くしゃみもほとんど出ていません。ただし、これはあくまで私の個人的な感想ですので、もう少し効果を公平にかつ客観的に評価するために、2年前にも実施した(→クリックでリンク)「舌下免疫療法」で治療中の患者様へのアンケートを、今年のシーズンが終わるころまた実施する予定です。結果がまとまりましたらこのブログで改めて発表いたします。

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