トップページ > 飛蚊症について

生理的飛蚊症、加齢による飛蚊症(後部硝子体剥離)、その他重要疾患を示唆する飛蚊症(網膜裂孔、網膜剥離、硝子体出血、ぶどう膜炎)など
40歳を過ぎたある日、そんな季節でもないのに急に目の前を小バエが横切ったようにみえて、ふり払ってみたけど何もいなかった、という経験はございませんか?これがハエならぬ「飛蚊症(ひぶんしょう)」です。多くは老化現象で起こり、40代から50代に初めて自覚される方が多いようです。
目の中には「硝子体(しょうしたい)」という透明なゼリーのようなものがつまっています。それが加齢性変化で目の中心に向かって徐々に縮んでくると、一緒に小さなカスも引っ張ってきてしまい、その影が光の加減により見えてしまうものです。
ですので、そのカスが同じ位置に浮いている間は症状は消えません。病気ではありませんので、治療方法もありません。人によっては10年以上気長におつきあいされている方もいらっしゃいます。 ただし、中には病気によって起きてくる飛蚊症もありますので要注意です。
特に「網膜剥離(はくり)」「眼底出血」による飛蚊症の場合は、早急な治療や手術が必要になる場合があり、放置しておくと失明する危険もあります。
それを見分けるためには「眼底検査」が必要です。その際は検査用の目薬を使い、光の調節をしている「瞳孔」を薬の作用で開いて、目の内部の隅々まで確認をします。薬の効果があらわれるまでに20~30分かかり、効果が4~5時間持続しているあいだはボヤけますので、待ち時間に余裕を持ち、診療後に車の運転や大事なお仕事のご予定は入れずにご来院ください。

![]()