ものもらいは、まぶたの縁の毛穴にバイ菌の感染や炎症を起こし、はれてくる病気です。
バイ菌が感染したものを麦粒腫(ばくりゅうしゅ)、炎症ではれたものを霰粒腫(さんりゅうしゅ)といいます。
関東方面では「ものもらい」、関西方面では「めばちこ」と呼ばれるようです。
点眼薬や内服薬、軟膏で治療します。
化膿している場合には針やメスで切開して膿を出すこともあります。
はれが長い間ひかなかったり、何度も再発したりすることもあります。
その名前から誤解されがちで、人にうつしたり、人からうつされたりする病気ではありませんが、人にうつりやすい結膜炎との区別がつきにくいことが
あり、自己診断は禁物です。