片桐眼科クリニック

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オルソケラトロジー

オルソケラトロジーとは

毎日就寝中に特殊な形状のハードコンタクトレンズを装用することによって角膜の形状を変化させ、
近視を矯正して裸眼の視力を改善する治療法です。

オルソケラトロジーの特徴

  • 寝ている間にコンタクトをつけるだけ
  • 日中は裸眼で過ごせるようになります
  • 手術と違って、やめれば元に戻ります
  • 近視の抑制効果が期待されています
  • 未成年にも使用できるようになりました
    ※当院における適応年齢:10歳以上

オルソケラトロジーの仕組み

特殊なデザインの高酸素透過性コンタクトレンズを装用し、角膜の形状をやや平坦化させ、視力を回復させる近視矯正法のことです。いままでのコンタクトレンズとは逆の使い方で、夜寝る時にレンズを装用し、朝起きて外すだけで角膜の形状が変化し視力が回復します。
回復した視力は一定期間維持され、日中は裸眼でも良く見えるようになります。画期的な最新の近視矯正法として、現在世界的に注目を浴びています。

就寝前

就寝前にレンズを装着

就寝前にレンズを装着 就寝前 眼球イメージ

睡眠中

睡眠中に角膜が矯正される

睡眠中に角膜が矯正される 睡眠中 眼球イメージ

翌日

朝起床時にレンズを外し⇒視力回復

朝起床時にレンズを外し⇒視力回復 起床時 眼球イメージ

オルソケラトロジーに向いている方、オルソケラトロジーのメリット

近視の度数が中等度以下の方
中等度以下の近視の方に適しています。
メガネやコンタクトが煩わしい方
職業上メガネの使用が難しかったり、「時間がたつとゴロゴロする」「夕方になると充血しがち」等、コンタクトレンズの不快感から解放されたい方へ。日中は裸眼で生活出来ます。
職業上コンタクトレンズが不向きな方
職業上メガネやコンタクトの装用が難しい、特殊な業務に就いている方はもちろん、パソコン業務などが主でドライアイの症状が出やすい方などにも適しています。
裸眼でスポーツを楽しみたい方
野球・サッカー等のスポーツや、水泳・サーフィン・スキューバーダイビング等の水中のスポーツをされる方へ、裸眼で安全にスポーツを楽しめます。
レーシックなどの手術に抵抗のある方
「手術なのでやはりこわい」「術後の感染症など不安」という方へ、オルソケラトロジーならレーシックのように角膜を削ることもありませんので安心です。
近視進行の抑制効果があります
オルソケラトロジーを継続すると、近視進行の抑制効果が期待されています。特に若年層の方に効果があります。
当院で治療を始められる適応年齢は10歳以上です。
取り扱いは簡単
レンズの取り扱いは一般のハードコンタクトレンズと同様です。また、夜間装用なので、日中装用のようにホコリやゴミなどが目に入ることもなく目への負担やレンズを破損・紛失するリスクも少なくなります。

オルソケラトロジーに不向きな方

  • 近視、乱視の強い方
  • ドライアイの強い方
  • アレルギーのある方
  • 角膜の形状が特殊な方
  • 装着したときに異物感を強く感じる方
  • レンズの装着テストで、角膜の形の変化に乏しい方
  • ほかに目の病気がある方
  • 10歳未満の方

当クリニックの使用オルソケラトロジーレンズについて

当院で使用しますオルソケラトロジーレンズ:マイエメラルド(Emerald™)は、米国FDA・ヨーロッパCEマーク認可の長年世界各国で使用実績のあるレンズになります。アジア各国でも長年使用実績があり、日本国内でも複数の大学病院にて臨床試験が行われ、日本人の角膜形状に対して効果と安全性が厚生労働省に認可されております。

Emerald See Brilliantly
《マイエメラルド(Emerald™)の特徴》
  1. オルソケラトロジー発祥の国アメリカをはじめ、ヨーロッパ・アジア各国等、長年にわたる世界中での実績。日本国内でも取扱い実績No.1のレンズになります。
  2. Auto-Fit™systemによる、優れたレンズセンタリングと、他社レンズよりも早い矯正効果
    ※矯正効果は近視度等により個人差がございます。
  3. レンズ素材は、高酸素透過性コンタクトレンズの世界的な代表製品Bostonシリーズ(ボシュロム社)を採用。国内臨床試験でもレンズ装用期間中、角膜内皮細胞数に有意差のない結果が出ており、角膜にやさしいレンズです。
・マイエメラルドのレンズデザイン“Reverse Geometryデザイン”
 近視矯正効果と夜間装用を可能にした、革新のレンズ設計。 マイエメラルドのレンズデザイン
当クリニックの使用レンズについて

オルソケラトロジーの診療の流れ・期間

  1. 1

    初診でのご来院
    (適応検査と診察)

    まず、問診・カウンセリングをいたします。オルソケラトロジーの概要をご説明いたします。
    なお当院では、この治療の適応は10歳以上の方とさせていただいております。
    受診の際、ご予約は不要です。
    オルソケラトロジーが可能かどうか適応検査を受けます。
    検査結果を基に、説明を行います。疑問点につきましてはご遠慮なくお尋ねください。
    ここまでは同日に保険診療で行います。

  2. 2

    テスト装用(初回)

    オルソケラトロジー適応と判断された場合は、ご予約いただいた日に院内で1時間前後、トライアルレンズを装用していただきます。効果が見込めたら、レンズのお貸し出し(ご自宅で1週間の装用体験)をいたします。

  3. 3

    治療開始(2回目)

    約1週間後、ご受診していただきオルソケラトロジーの効果を確認できたら、トライアルレンズはご返却いただき、特注レンズをオーダーいたします。当院に届いた時点で(通常2~3日後)ご連絡いたしますので、受け取られたら、治療を開始いたします。

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    定期健診

    検診は、1週間後・1ヶ月後・3ヵ月後となり、以降3ヵ月ごとの検診となります。

治療費用について

オルソケラトロジーは健康保険適応外のため自費診療扱いとなります。

適応検査(初回、2回目)
5,000円(税別)
1週間トライアル
40,000円(税別)

(保証金として、ケア用品代込み)
※中止の場合20,000円返金いたします

治療開始
80,000円(税別)

※片眼の場合40,000円(税別)
治療開始した場合、トライアルの保証金40,000円は返金されません。

レンズの破損・紛失・更新
1枚40,000円(税別)
定期検査
1回5,000円(税別)

※毎回必要です。
そのほかに、適宜ケア用品の追加購入が必要です。

【保証】処方交換6か月以内に1回まで、破損1年以内に1回まで。

【支払いについて】10,000円以上はクレジットカード利用可。

※オルソケラトロジーの治療費は、医療費控除の対象となりますので、10万円を越した費用は補助が得られます。詳しくは国税庁ホームページ「オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療に係る費用の医療費控除」を御覧ください。

Q&A

治療を受けるのに予約が必要ですか?
オルソケラトロジーをご希望でも、そのための特別なご予約は不要です。一般の診療と同じように、時間指定の診察予約をご利用いただけますので、ホームページの「診療の予約をする」よりご予約下さい。初回の検査で治療の適応が確認できた場合は、次の診察はご予約をお取りいただきますが、手続きは受付でのみ承ります。
オルソケラトロジーでどうして近視抑制ができるのですか?
様々な研究が国内外でなされていますが、いくつかの文献では近視の進行が抑制されたというデータが出ています。
普通のメガネのレンズで近視を矯正すると、視界の中心はちょうど網膜の上に焦点を結ぶためはっきり見えますが、視界の周辺では網膜よりも奥に焦点が結ばれるため、その奥に結ばれた焦点に合わせ、目の奥行(眼軸長)が伸びるため、近視が進行すると考えられています。一方オルソケラトロジーでは、角膜の周辺部が厚くなり、屈折がより強くなるため、視界の周辺も網膜の上に焦点を結ぶため、近視が進行しにくくなると考えられています。
  • 【眼鏡による矯正】眼鏡による矯正
  • 【オルソケラトロジーによる矯正】オルソケラトロジーによる矯正
視力はどのくらいの期間で回復しますか?
若年層の方で、比較的近視が軽ければ、1時間のレンズ装用で1.0以上に矯正出来ることもあります。年齢や近視の度合い等個人差によりますが、適応範囲の方では、ほとんどの方が1週間前後で十分な視力を得られます。
毎日つけるのですか?
視力の矯正効果は24~36時間持続しますので、毎晩つけるのが望ましいです。
レンズの装用は痛くないですか?
ほとんどの方が慣れて問題なくつけられますが、通常のコンタクトレンズ同様、レンズに慣れるまでは装用感が気になることがあります。
痛みや違和感が続く場合は、ご相談ください。
レンズの取り扱いは難しいですか?
構造が多少複雑なレンズですが、取り扱いは通常のハードコンタクトと同様です
オルソケラトロジー治療はどんな人に向いていますか?
スポーツをされている方、コンタクトレンズや眼鏡の装用が煩わしい方、職業上、または、資格取得のために裸眼視力が必要な方に適しています。
オルソケラトロジー治療に向かない人はどんな人ですか?
強度の近視・乱視の方や、他の眼疾患のある方には適応出来ない場合がございます。いずれも適応検査の結果をもとに担当医師が判断いたします。
オルソケラトロジーのデメリットは?
通常のハードコンタクトレンズと同様、毎日のレンズケアが必要です。また、通常のハードコンタクトレンズと同様の合併症のリスクに注意する必要があります。レンズを装用しない日が続くと徐々に角膜の形状は元に戻っていきますので、基本的には毎晩レンズを装用する必要があります。このことは、安全性が高いというメリットである反面、毎晩の装用が面倒というデメリットでもあります。