結膜下出血では、かゆみや痛みなどの強い症状は感じないのに、
急に白目が真っ赤に染まります。
白目の表面の「結膜」の下を通る細い血管が切れて起こった内出血で、
皮膚の「あざ」と同じです。
無意識に目をこすったり、目の表面が乾いて突っ張ると起きやすいですが、くしゃみや咳、重いものを持って力をいれた時にも起こります。
いわば偶然起こる「アクシデント」で、「脳の血管が切れたのでは?」などの心配はありません
治療には止血剤や保湿剤の目薬を使いますが、赤みが消えるまではやや時間がかかります。
頻繁に起きたり、鼻血が出やすい、あざができやすいなどの場合は血液や体の病気の可能性がありますので、精密検査が必要なこともあります。