こんにちは。「愛をこめて、あなたのeyeを守ります」東戸塚駅西口すぐにあります、片桐眼科クリニックの院長、片桐喜彰です。

以前の動画で、「花粉症のかゆみ対策」をお話しいたしましたが、女性のスタッフや私の妻より指摘されたことがあります。

それは対処方法の2番目「洗う！」。
私はお風呂場でシャワーのヘッドを上に向ける方法をお勧めいたしましたが、女性はお化粧をしているので、『本当にお風呂に入るとき以外はできない』という指摘でした。シャワーを使うのは最も効率の良い方法ですが、なるほどその通りで、これは男性でも同じく、外出から帰って目を洗いたいけど、全裸になるのはちょっと手間です。気軽にはできません。そのため、「洗う」をもっと気軽にするための方法はやはり「目薬」です。
今回は、目を洗うのにお勧めの目薬を２つ、ご紹介します。

①人工涙液

一つ目は「人工涙液」です。文字通り、涙を再現した目薬で、内容は涙と同じ濃度の塩水です。防腐剤も入っていませんので、何度も使っても目にダメージはありません。

ただ、欠点もありまして、開封してからはあまり長期保存はききません。メーカーの推奨は10日間だそうです。10日間で使い切るか、10日経ったら新しいものを開けて使いましょう。

②点眼型洗眼液

もう一つは、「点眼型洗眼薬」です。これは防腐剤は含まれていませんが「人工涙液」に「ホウ酸」といって、昔よく目を洗うのに使われていた成分が含まれています。

容量も人口涙液の倍の10ml入っていて、開封から1か月使えますので、持ち運びには便利だと思います。

いずれも、処方箋を受け付けている薬局で、処方箋なしで購入することができます。

気軽に目を洗いたい方は、使ってみてはいかがでしょうか？

その他の対処方法は以前の動画「花粉症の目のかゆみ対策」をご覧ください。

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