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院長ブログ

今年はヒノキの花粉症が…

新緑の美しい季節になりました。

前回のブログでもお知らせしましたように、今年のスギ花粉症は例年ほど症状が悪化する方が少ないまま、無事収束したようです。毎年症状が悪化していて、戦々恐々としていた方にもうれしい肩透かしだったようで、今年は本当に良かったです。

ところがここにきて目のかゆみ、鼻水やくしゃみがひどくなったという方が比較的多く受診されるようになりました。どうやらヒノキの花粉症がスギに代わって始まっているようなのです。そしてもれなく私自身も、スギ花粉の時期ほどではないですが、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの典型的な花粉症症状が出るようになりました。

もともとスギとヒノキは花粉の形状も似ていて、アレルギーの原因物質であるアレルゲンも共通の部分が多く、スギにアレルギー反応を示す人の6~7割はヒノキにも反応すると言われています。にもかかわらず、舌下免疫療法が効くのはスギ花粉にだけであり、ヒノキの花粉症には効かないという残念な結果を私自身が図らずも証明してしまいました。

今年はもう悩まされずに済む、と思った矢先の症状出現。おそらく5月の連休明けくらいまでは続いてしまうと思います。今年はあまり使わずに済んだ目薬や内服を念のため再開しておくとよいでしょう。また、薬が足りなくなった方は、ゴールデンウィークのお休みを快適に過ごすためにも、連休に入る前に処方を受けにご来院ください。

→2018年 今年の花粉症の傾向&「舌下免疫療法」体験記7(クリックでリンク)

なお、この私のブログでの舌下免疫療法の体験記は、あくまで私個人の感想で、すべての方に同様に効果があるものではないことをお断りしておきます。