最近わたしが愛用しているものに、「Podcast」があります。
「Podcast」とは、「iPod」と「Broadcast」が組み合わさった造語で、インターネットで配信される音声や動画の番組が、スマホやパソコンで、いつでも好きな時に聴ける、大変便利な機能です。
私はラジオ、特にFM番組を愛してやまないことを以前のブログ(→クリックでリンク)で書いています。今でも朝は毎日生番組を聴きながら通勤しています。もっとも役に立つのはリアルタイムの交通情報。たまに通勤路が通行止めや渋滞になっていることをラジオで知って、迂回路で出勤してギリギリ間に合った、なんてことも度々です。また、最新のヒット曲やアーチストもその時に覚えられます。それは意図していないタイミングで知らない情報が流れるという、ラジオの利点でもあります。ただし、聴きたい番組はその時間でないと聴けないため、そのとき車を運転していないと聴き逃すというデメリットもあります。
一方帰り道では、一日の仕事の疲れがたまった状態で、知らなかったり興味がなかったりする情報を聴き続けるのはちょっとしんどいと感じます。残り少なくなった1日の時間のうちの、貴重な30~40分はぜひ有効に使いたいもの。そこでPodcastの出番となるわけです。
聴きたくてあらかじめスマホにダウンロードしておいた番組を、クリニックの駐車場から車をスタートさせた直後から流すと、家に着くころにはちょうど1つの番組が終わるタイミング。得られた情報も密度が濃く、満足度が高いです。
私が今良く聴くのは、「amazon music」の「JAM THE WORLD-UP CLOSE」です。この番組はもともと夜FM局で放送されていて私も良く聴いていたのですが、番組改編でその時間に放送されるのではなく、Podcastへ移ってきたのでした。私にとっては、好きな時に聴けるようになって嬉しい限りでした。
毎回政治・経済・社会・国際・文化・スポーツなど、気になる時事問題、社会問題にフォーカスして、有識者、専門家、当事者など、日替わりのナビゲーターがゲストと共に様々な角度から意見を交わし、ニュースの読み方、捉え方、考え方、そして問題の本質の理解、判断の手助けとなる情報が配信されます。
私の好きな野球や映画の話題もありますし、お堅い政治や経済、ウクライナやスーダン、ミャンマーなどの国際情勢なども、テレビのニュースなどでは聴けない、生々しいレポートや突っ込んだ情報などが満載です。もちろん医学の話題も取り上げられます。最近では
・「未成年に対する精神病院への『強制入院』の違法性、違憲性を問う裁判」
・「旧・優生保護法 強制不妊手術 損害賠償請求訴訟 仙台高裁の判決について」
・「精神医療を題材にした漫画「Shrink〜精神科医ヨワイ〜」に込めた想い」
などがありました。(それぞれクリックで聴けます)
帰りの車の中でこれらの話題を聞いて、帰ってからご飯を食べながらスポーツニュースを見て、お風呂に入って、寝る。毎日の私の1日の締めくくりです。