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院長ブログ

もしも世界の為政者の半分が女性だったら

今回のテーマは「男と女」…私の好きな映画でいえば、クロード・ルルーシュ監督のフランス映画。全編に流れる主題歌「ダバダバダ、ダバダバダ…」のスキャットが有名ですね。

でも、内容は映画の話ではありません。私の超偏見ですので、賛否両論、ことによっては大炎上も覚悟で書いてみたいと思います。

ロシアのウクライナ進行やガザ地区のイスラエル軍の蛮行を例に出すまでもなく、世界の至るところでいまだに醜い戦争が行われ、あらゆる殺戮兵器が使われ尊い命が無駄に失われています。「さすがにもう終わるだろう…」という期待も虚しく、終わりは見える気配もありません。実際に戦闘が起きていなくても、見境なくミサイルを撃ってくる国や、虎視眈々と準備している国もあります。

それをコントロールしているのは、為政者たちです。プーチン、ゼレンスキー、ネタニヤフ、バイデン、金正恩、習近平…みんな男ばかりです。

どうしたらこの醜悪な「戦争」を終わらせられるのか、あるいは最初からしないで済むのか、私は大胆妄想で、こう考えました。

「世界の為政者の半分が女性だったら…世界で起きる戦争は劇的に減るだろう」

世界ではドイツのメルケル、ミャンマーのアウンサン・スー・チーなど、優れた女性リーダーがいますが、戦争したがりなのは愚かな男の為政者たちばかりです。私はさほど歴史は詳しくありませんが、女性と戦争で思いつくのはジャンヌ・ダルクくらいで、「女帝、戦争」でネット検索をかけても、マリー・アントワネットの母、マリア・テレジアが出てくる程度です。

根拠は全くありません。でも想像してみてください。罪のないいたいけな子供たちを残酷に殺すような命令を、平然と下すような女性為政者って、果たしているのでしょうか?それって、ジェンダー平等の観点から考えると私の偏った考えなのでしょうか?残酷さにおいても、男も女も本当に変わらないのでしょうか?私にはそうは思えません。ステレオタイプというご批判を受けるかもしれませんが、「女性は自分の体に別の命を宿して育む能力を持っていることから、命の大切さを知っている」ことも関係しているのではないかと思っています。

さらに想像してみてください。ジェンダー平等を謳うなら、戦場に向かう兵士の半分も女性にしたらどうなるでしょう?女性の兵士たちは、武器を好んで使って、相手を喜んで殺すでしょうか?対する相手にも家族や恋人がいて、自分がその兵士を殺したら、嘆き悲しむ人々がたくさんいることに、男よりもずっとずっと深く思いをはせるのではないでしょうか?そうであれば、戦場は戦闘の場になるでしょうか?ただやみくもに銃を撃ったり、ミサイルを撃ったりしないはずです。

ついでに言うならば、リーダーとしての為政者だけでなくすべての政治家も半分女性にしてしまったらどうなるでしょう?戦争に突き進むような法案に簡単に賛成するでしょうか?女性の政治家なら、戦争で犠牲になる人に、より思いが向けられるのではないでしょうか?ついでに言うならば、今の日本でいえば、私利私欲と保身しか考えないダメダメなおっさん政治家に議会を空回りさせるより、女性議員が半分いたらずっとまともな政治をする気がしませんか?

政治家を「半分が女性」にする方法は、あります。女性の有権者全員が、選挙のたびに女性候補者のみに投票すればいいのです。いつまでも「地元のために予算を引っ張ってきてくれる」昔ながらの男の候補者を見限って、「あの候補者は若いから(きれいだから)ちやほやされてる」などというヤキモチをかなぐり捨てて…何しろ有権者の半分は女性なのですから、無条件で?女性が女性に入れればいいのです。最初は限られた数かもしれませんが女性候補者全員が当選すれば、次の選挙では連鎖反応的に女性の候補者が増え、あっという間に「半分が女性」にすることができる、というのも私の大胆妄想です。

ちなみに私は決してフェミニストではありませんが、平和を取り戻し世界を変える、そして今の閉塞的な日本を変える、大きなきっかけになる力と可能性を、女性は秘めていると私は思います。