あれから1カ月たちました・・・
当日のことは今でも昨日のことのように思い出されます。午後の診療開始直前、ゆっくり始まった揺れ。避難路確保のために出た廊下での本震、轟音、悲鳴。避難した駅前広場で余震にうち震える窓ガラス、つながらない携帯電話。停電の中歩いて帰った夜空の星の瞬き・・・
大自然の脅威と、人間の無力さを痛感させられた1ヶ月でした。
今でも度々起こる余震に脅かされながらも、いつも通り診療をしています。避難してこられた方が少しずつですが受診されるようになりました。その方々が安心して受けられる医療を提供する、それが被災地ではお役に立てない我々医師のせめてもの責務です。毎日節電を心がけながらですので、少し暗めの待合で雑誌などが読みにくいかもしれませんが、どうかご協力の程、よろしくお願いいたします。
犠牲になられた多くの方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の1日も早い復興を願ってやみません。頑張ろう東北!頑張ろう日本!