当院には、「メガネ専門外来」があります。
私が勤務医時代からお付き合いのある、心から信頼できるメガネ屋さんが東京のお茶の水にあります。そこから特別に出張していただき、月曜日の午前・午後と、木曜日の午後に予約制で承っています。
メガネも種類は様々で、何を選んだらいいかわからないことがあります。また選んでは見たものの、それが果たしてその方に本当に合ったメガネなのか見極める必要があります。近視、遠視、乱視、老眼の組み合わせで、ほんの少し度数を調整することで、より快適になることもあります。
また、目の病気を患った方、手術を受けられた後の方へのメガネの処方はよりデリケートで、病気に対する知識がないと、しっかりと対応できません。
今のメガネが合わなくなってきた、最近在宅で仕事をしていて目が疲れやすい、スマホの文字が見づらくなってきた…などなど、メガネ合わせ、メガネ選びでお困りのときは「メガネ専門外来」の受診をお勧めしています。「認定眼鏡士」という資格を持った専門スタッフが、その方の使用状況や環境、体調や目のコンディションまで配慮して、メガネの度数検査、処方箋発行から、ご希望があればメガネ選びから作製まで首尾一貫して対応して下さいます。
先日、その「メガネ専門外来」で、とても素敵な、うれしいことがありました。
その日担当の方が、「今、こんなお手紙をいただいたんですよ」と見せてくださいました。
小学3年生の女の子からのお手紙でした。私も感動して、その後の診察の際ご本人に「いつ書いたの?今日来る前に?」と確かめたところ、何と「去年書いたんだけど、渡そうとした日に来ていたのが別の人だったから、とっておいて今日渡しました」とのこと!
実は今回はメガネの作り直しで、1年前に初めてメガネを作っていたのでした。確かによく読むと、「初めてメガネをかける不安」が綴ってあります。その時の手紙を覚えていて、改めて渡してくれるなんて…そしてこの文章を小学2年生が書いたとは!封筒の郵便番号枠の「メガネLOVE」って、みなさん思いつきますか!?
奇しくも台風の影響でこの日も大雨。そして昨年初めて作ったときも台風の影響で雨が降る日に来ていたという何たる偶然!こんなこと、あるんですねぇ。
私はさらに深く感動し、ご本人と親御さんにこのブログに掲載する許可をいただきました。
「いしざわさん」は、例えていえば「クマのぬいぐるみ」がメガネをかけているような愛されキャラ。かわいいイラストではちょっと細めだけど、メガネの選定やフィッティングの技術は凄腕で、ある歌舞伎役者さんも常連さんのお一人です。
そんなメガネのスペシャリストに会いたい方はぜひ「メガネ専門外来」においでください。月曜は午前と午後、木曜日は午後のみで、ご予約はお電話でのみ受け付けています。
(「いしざわさん」は月曜日担当。木曜担当は、当院女性スタッフに絶大な人気を誇るダンディー「はせがわさん」です)