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院長ブログ

目の中にクリスマスツリー(院長ブログ・アーカイブ)

皆様、今年の師走はいかがお過ごしでしょうか?

クリニックではBGMがクリスマスソングになり、小さいながらクリスマスツリーも飾っています。でも、何となくいつものようなクリスマスシーズンのウキウキした気持ちが盛り上がりません。やはり「コロナウイルス」がいつも心に引っかかっているからでしょうか…。

過去のブログから、もう一度読んでいただきたい記事を再掲載している「院長ブログアーカイブ」ですが、今回はクリスマスシーズンにふさわしい内容をお送りいたします。2013年12月10日の記事です。

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街にはクリスマスソングが流れ、イルミネーションが彩る季節になりました。

日々診察をしていると、時々思わぬものを発見して、嬉しくなることがあります。

これもその一つ。


「クリスマスツリー白内障」というロマンチックな病名です。

普通、白内障は文字通り白く、あるいは人によっては琥珀色に水晶体全体がにごってくるのですが、「クリスマスツリー白内障」は、にごりが部分的に結晶化して、診察をする顕微鏡の光のあたり具合によって、金、銀、赤、緑、黄色など、クリスマスツリーのオーナメントの様にキラキラ輝いて見えます。

ちなみに、白内障のご本人はそのようにキラキラするのは見えませんが、白内障特有のかすみ目も軽いことが多いです。

この白内障はめったに見られませんので、診察で見つけたときはちょっと幸せな気分になります。

(でも、病気を見つけて「幸せ」なんて、ちょっと不謹慎ですね)

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気持ちの沈みがちな今年のクリスマス、華やかな街に繰り出すことはできませんが、感染に気をつけながら、お家で家族と、または一人でのんびりと楽しむ時間にしてみてはいかがでしょうか?