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院長ブログ

今年の振り返りと来年の抱負

2024年ももうすぐ過ぎ去ろうとしています。まったく、年を取ると時の経つのが加速度的に早くなりますね。

先日スタッフの一人から「ジャネーの法則」を教えてもらいました。

「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する」つまり、50歳の人間にとって一年の長さは人生の50分の1ほどですが、5歳の人間にとっては5分の1に相当し、50歳の人にとっての10年間は、5歳の人にとっての一年間にあたり、5歳の人にとっての一日は、50歳の人にとっての10日にあたることとなります。

なるほど、1年が短く感じられるわけですね。でもそうすると、今57歳の私が男性の平均寿命の81歳まで生きたとして、残りは25年ですが、ジャネーの法則に従うならば、1/57+1/58+1/59+1/60+…1/78+1/79+1/80+1/81を生成AIに計算してもらうと、なんと0.02234と出ました!つまり私の人生、もう50分の1ほどしか残っていないことになります(笑)。

今年は94歳で亡くなった私の父も含め、近しい方数人が亡くなり、人の死についてより考えさせられる年でした。2月には自分がコロナ感染をして、外来を5日間も休診にせざるを得ず、自分の健康についても大いに見つめ直す機会がありました。

それだけ自分の残りの人生が短いならばと「生き方」や「終活」の本をいくつか読んでみました。するとどの本にも「残りの貴重な人生、無駄な時間はなくしましょう」「本当に大事なことだけをしましょう」とあります。

では自分に置き換えて、「無駄な時間」って何だろう?と自問自答してみました。

やはり「ネット」と「テレビ」です。そしてその中でも「スポーツ」にかける時間がかなりを占めていることがわかりました。

試合結果や選手の動向が気になり、ネットの記事で追いかけては、夜のスポーツニュースで改めて確認します。今年でいえば「大谷翔平選手の活躍」「パリオリンピック」「ベイスターズの日本一」に胸躍らせる代わりに、膨大な時間を「ネット」と「テレビ」に費やしています。

確かに、見ている時にはワクワクしますが、見終わってしまって自分に何か残っているかと言えば、残念ながら何もありません。「○○選手の活躍に、勇気をもらいました!」と、発奮する年齢でもありません。考えてみれば、所詮他人がやっていること。

大谷選手もワールドシリーズで優勝したことですし、ベイスターズも日本一になってなんだか自分が望んでいたことがだいたい叶ってしまったので、来年は自分の貴重な人生の時間を浪費しないために、「スポーツを観る」のをやめてみようと決意したのでした。夜のスポーツニュースも見なくなれば、その後深夜のバラエティ番組をダラダラと見ることもなくなる?ので睡眠時間も充分とれるようになることが期待できます。

まずは手始めに、年始の箱根駅伝を観るのをやめてみます。毎年スタートからゴールまでテレビで観戦、または2区や9区はクリニックの近くを走りますので実際に沿道で応援することもあったのですが(ブログ「駅伝」→クリックでリンク)、これをやめただけで片道6時間×2日間で、なんと12時間!もフリーの時間ができてしまいます。

さあ、そうしてできた時間を、自分の有益な時間としていかに使うか…来年のブログではその結果についてご報告したいと思います。